130630_アクロス3件WrapUp2013/06/30

------------------------------------------------------
2013年06月11日(火) 19:00  会場:アクロス福岡シンフォニーホール
タリス・スコラーズ      指揮:ピーター・フィリップス
■ オルランドゥス・ラッスス:うるわしき救い主のみ母(8声)
■ ジョスカン・デ・プレ:ミサ・パンジェ・リングヮ
---------  休憩  ---------
■ グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ
■ トマス・タリス:ミゼレーレ
■ ジョン・タヴナー:子羊
■ トマス・ルイス・デ・ビクトリア:聖土曜日のためのエレミアの哀歌 第3部
■ ウィリアム・バード:主よ、認めたまえ
                               アンコール 2曲
タリス・スコーラズを聴くのは、一昨年に続いて2回目、
今回も、体が舞い上がるような体験でした。
「ミサ・パンジェ・リングヮ」!
今まで、こういう美しい曲だと思ったことがなかった.。
SanctusからBenedictusにかけての静謐な佇まい・・・
呼び物のアレグリ:ミゼレーレは、「サラウンド仕様」でした。

それにしても、
前半、後半、
それぞれ最後まで拍手なしで聴き続ける聴衆、
今夜一番素晴らしかったのは、あなたたちです!

アンコールは2曲、
・ラッスス: アヴェ・レジーナ
・アルヴォ・ペルト: アヴェ・マリア
------------------------------------------------------
2013年06月12日(水) 19:00~ 会場:アクロス福岡シンフォニーホール
オフィス・ムジカシリーズ#240
ヴァレリー・アファナシェフ ピアノ・リサイタル2013
〈ベートーヴェン 最後の3つのピアノ・ソナタ〉
■ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 op.109
■ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110
■ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ長調 op.111

衝撃的でした。
こういうアプローチがあり得ることを想像したこともなかった!
第31番の終盤、
激しく連打される和音に震え上がってしまう・・・

こういう演奏会が、会場の半分以上空席というのは、
なんか、間違ってないかい?
------------------------------------------------------
2013年6月27日(木) 18:45~ 会場:アクロス福岡シンフォニーホール
第325回定期演奏会「ワーグナー生誕200年記念」
世界の大野和士が贈るワーグナーの傑作群
■ ワーグナー/ジークフリート牧歌
■ ワーグナー/楽劇「神々の黄昏」より
     “ジークフリートのラインへの旅”
     “ジークフリートの死と葬送音楽”
     “ブリュンヒルデの自己犠牲と終曲”
■ ワーグナー/楽劇「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)
指揮    大野 和士
ソプラノ  並河 寿美   テノール  福井 敬   バス  松位 浩

「黄昏」終曲のラスト、
すべてが燃え上がり、ラインの流れに押し流された後、
鳴り響く愛の救済モチーフ、
体が震え出してしまった・・・

細かいところ、不足はいろいろあるんだろうけど、
これだけの演奏が、地元で聴けるというのは、
ありがたすぐる!

出来れば、
歌手なしで聴けたら、
もっと良かったような気が、
してならないのだが・・・

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログのタイトルは?
(全角カタカナでどうぞ!)

コメント:

トラックバック