131123_第8回ベニール・カフェ コンサート 原田哲男、中川淳一2013/11/23

2013年11月23日(土) 19:00~21:00  会場:ベニール・カフェ
                                 (18:00~19:00はコーヒータイム)
第8回 ベニール・カフェ コンサート 「ワーグナー」
お話:
山本成宏(作曲家・指揮者)
演奏:
チェロ:原田哲男
ピアノ:中川淳一

                        
■ カザルス:鳥の歌
■ バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番より プレリュード、サラバンド、ジーグ
■ ブラームス:チェロソナタ第1番より 第1楽章
■ ワグナー:夕星の歌
■ ラフマニノフ:ヴォカリーズ
アンコール1曲

豪壮、つややかで恰幅の良いチェロでした!
繊細で、手応え充分なピアノでした!


いつにもまして、ベニール・カフェは 人であふれかえっております。
原田氏のチェロを是非一度、という方々からの電話が殺到した模様デス。

まずは、山本氏のお話でコンサートスタート。
このコンサート、今夜で2年目だとか、
観席との丁々発止なお話に、会場は爆笑に包まれます。

10分の休憩後、いよいよ原田氏の登場、
「鳥の歌」で演奏が始まります。

中川氏のピアノ、何と繊細な!と驚く間もなく、
奥行きの深ぁーい響きのチェロが重なってくると、
首の後ろ辺りがゾクゾクッと・・・

さらに唖然とするのが、ブラームス!
チェロとピアノの鍔迫り合いに息を呑みます。
こういうブラームスを生で聴ける至福!

連休の土曜日ですから、上階のライヴ・ハウスも大盛況らしく、
時々漏れて来るバンドの響きに、こちらの方ががヒヤヒヤする場面もあるのですが、
原田氏、感心して曰く、

「福岡ですねぇ・・・」

これには、会場大爆笑!
(オトナですねぇ)

そうなんです!
福岡にはベルリン・フィルもコンセルトヘボウも素通りだけど、
ポール・マッカートニーは来るんです!

万雷の拍手に答えて、アンコールは「白鳥」(サン・サーンス)でした。
最後の音にライブ・ハウスのリズムが見事に重なって、
再び笑い声が広がり、幸福感あふれる一夜でした。

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