141216_Radio4のオンデマンド2014/12/16

オランダRadio4のオンデマンド トップページ(&第2ページ)は以下のラインナップ

おっと、アドレスはこちら
http://www.radio4.nl/luister-concerten/concerten/1/0/0

2件追加になってました。 
    その後も次々追加が・・・
    アムランのゴドフスキーとか、
    マーク・アルブレヒトのマイスタージンガーとか・・・

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    ドビュッシー: 海
    バルトーク: ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
    ベートーヴェン: 交響曲第6番 ヘ長調 op.68 「田園」

ニコライ・スナイダー(ヴァイオリン)
ダニエーレ・ガッティ指揮フランス国立管弦楽団
2014年12月15日 Muziekgebouw Eindhoven

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    メンデルスゾーン:詩篇第42番「ああ神よ、鹿が谷川を慕い喘ぐがごとく」 op.42
    シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調 D.950


Christina Landshamer(ソプラノ)
Ingeborg Gillebo(メゾソプラノ)
Maximilian Schmitt(テノール)
Sebastian Kohlhepp(テノール)
Florian Boesch(バス)
オランダ放送合唱団
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
2014年12月12日 ユトレヒト、フレデンブルグ音楽センター

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    ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調 op.21
    同: 交響曲第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」


ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
2013年12月8日 ウィーン、楽友協会大ホール


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 プッチーニ: 歌劇 「ボエーム」 (全4幕)

配役: アターリャ・アヤン[Atalla Ayan](テノール/ロドルフォ)
グラツィア・ドロンツィオ[Grazia Doronzio](ソプラノ/ミミ)
ジョイス・エル・コーリー[Joyce El Khoury](ソプラノ/ムゼッタ)
マッシモ・カヴァレッティ(バリトン/マルチェッロ)
トーマス・オリーマンス(バリトン/ショナール)
ジャンルカ・ブラット[Gianluca Buratto](バス/コッリーネ)
マッテオ・ペイローネ[Matteo Peirone](バス/ベノワ&アルチンドーロ)
モルシ・フランツ[Morschi Franz](テノール/パルピニョール)
ハリー・テーウウェン[Harry Teeuwen](バリトン/税関の役人)
リカルド・プラダ(テノール/プラム売り)

オランダ国立オペラ合唱団
kinderkoor De Kickers van Muziekschool Waterland
レナート・パルンボ指揮ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
2014年12月4/7/10日 アムステルダム、国立オペラ・バレエ劇場

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    シューベルト: 交響曲第7番 ロ短調 D.759 「未完成」
    ドビュッシー: 夜想曲
    プーランク: スターバト・マーテル


ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ヤニク・ネゼ=セガン指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
2014年12月14日 ロッテルダム、デ・ドーレン

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 バッハ: クリスマス・オラトリオ BWV.248(全曲)

イム・スンへ Sunhae Im(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク Bernarda Fink(メゾソプラノ)
マルティン・ラトケ Martin Lattke(テノール)
ドミニク・ケーニンガー Dominik Köninger(バス)
RIAS室内合唱団 RIAS Kammerchor
ヘント・ビーロック・バロック管弦楽団 B'Rock Orchestra
指揮:ルネ・ヤーコプス René Jacobs
2014年12月13日 アムステルダム、コンセルトヘボウ

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 シューベルト: ミサ曲第6番 変ホ長調 D.950

クリスティーナ・ラントシャーマー(ソプラノ)
マリー=クロード・シャピュイ(メゾソプラノ)
マキシミリアン・シュミット(テノール)
セバスティアン・コールヘップ(テノール)
フリーリアン・ベッシュ(バス)
オランダ放送合唱団
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
2014年12月14日 アムステルダム、コンセルトヘボウ

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Residentie Orkest 110 jaar

    アンドリーセン: リチェルカーレ
    ドヴォルザーク: チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
    ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番 ニ短調 op.47


Vc. トルルス・モルク Truls Mørk
ハーグ・レジデンティ管弦楽団 Residentie Orkest
指揮:ネーメ・ヤルヴィ Neeme Järvi
2014年11月23日 デン・ハーグ、アントン・フィリップス・ホール Dr Anton Philipszaal, Den Haag

141217_最近聴いたもの3件 ダンタイソン、ガムラン、野平一郎2014/12/17


11/22 アクロス福岡 15:00
ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル
http://www.acros.or.jp/r_event/event_detail.php?event_id=6290

前半がラヴェル、後半はスカルラッティとショパンでした。

CDやネット・ラジオではおなじみですが、
生で聴くのは初めて。
時々あらわれる素速いパッセージ、
細かい粒の揃い方がハンパなく、怪しくキラメキます。

音量の幅を制限したラヴェルが面白かった、かな・・・


12/07 九州国立博物館エントランス 13:00
九州国立博物館9周年記念ガムランコンサート
青銅の響き・悠久の舞

http://www.kyuhaku.jp/event/event-141028.html

中部ジャワ、サプトブドヨ楽舞団の公演 第2日目でした。

ガムランが鳴りはじめると、その「場」全体が歌い始めて、
その響きが、全方向から体全体に沁み込んで来ます。
こういう気持ちの良い音は、一日中聴いていられる。

途中、男性の踊りが入ります。
中年体型のふつうのオジサンだと思って見ていたら、
細かい体の動きに無駄が全く無く、驚くほど優雅な動きに驚嘆!
腰から下げた布の、ちょっとした動かし方で
実に多くのことが語られます。

こういう人を、「名人」というんでしょうねぇ。


12/15 アクロス福岡   19:00
九大フィル193回定期
指揮:横川晴児
ピアノ:野平一郎

http://www.acros.or.jp/r_event/event_detail.php?event_id=6975

前後にチャイコフスキーを挟んで、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番のソリストが野平一郎氏でした。
会場は3階までほぼ満席。
お目当ては野平氏のピアノでした。

冒頭からやや不安定な木管群、
しかし野平氏のピアノに先導されるように、徐々に音がまとまり始めます。
やがて第2楽章、
ピアノのアルペッジョに乗ってフルートとファゴットが歌う場面に至って、
まごうことなく、見事な調和と美の世界が出現したのでありました。

素晴らしい瞬間でした!

(第1楽章のカデンツァは聴き慣れないものでしたが、もしかして自作?)

141227_okakaさんRadio4情報RattleBPOSchumann+Brahms2014/12/27

okaka_1968@okaka_1968 12/26
ラトル&ベルリンフィルのシューマンとブラームスの交響曲全8曲のツィクルスがオランダ公共放送のオンデマンド配信で聞けます。「1番」&「2番」→ radio4.nl/luister-concer… radio4.nl/luister-concer… radio4.nl/luister-concer…

okaka_1968@okaka_1968 12/26
ラトル&ベルリンフィルによるシューマンとブラームスの交響曲。「3番」&「4番」はこちら→ radio4.nl/luister-concer… radio4.nl/luister-concer…


詳しいアドレスは、

シューマン&ブラームス第1番
http://www.radio4.nl/luister-concerten/concerten/4894/berliner-philharmoniker-olv-sir-simon-rattle-met-de-eerste-symfonie-van-brahms-en-schumann

シューマン第2番

141229_下野竜也氏による指揮者講習会2014/12/31

2014年12月29日(月) 10:00〜18:00   会場: 末永文化センター

下野竜也氏による指揮者講習会
曲目: ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」


聴講料:2,000円

何年ぶりかで、下野氏の至芸を堪能してきました。

朝10時から夕方6時まで長時間にわたる講習、
その間延々と弾き続けるオケを疲れさせないように、
聴講者を飽きさせないように、
あらゆる手を使って、気分のリフレッシュが図られます。

下ネタあり、ギャグあり、モノマネあり、かぶりモノあり。
それでもダレ気味になると、自ら指揮して
オケのフラストレーションを吹き飛ばしにかかります。
これがまあ、見事な音で鳴るんですヮ、じっさい。

このホール、九響のリハーサルに使われているわけですが、
密度の高い、輝かしく満ち満ちた響きが聴けます。
講習会のオケは、各地のアマチュアオケのメンバーたちですが、
生き生きと、気合のこもった音を聴かせてくれるのです。
(コンサートマスターは、例年通り、後藤龍伸氏)

受講生は、以前からおなじみの方が多いようですが、
今年はプロオケの奏者の方が5人(?)ほど参加されておりました。
指揮台に立つ時以外はオケの一員として演奏なさるわけで、
この方々のソロ場面も聴き所になるわけです。

で、この方々が指揮台に立たれる時には、
下野氏から簡単な経歴が紹介されるわけですが、
演奏が始まると、オケの響きが一変します。

長年の経験で、「指揮」というものを熟知されているからなのか、
指揮者の背後に「長年の経験」を描き見ているオケ・メンバーの心情のせいなのか、
これは、見事に、音が変わります。
「指揮者」という「謎」の一部分でしょうかね。

こういう講習を受ける機会を得られるのは本当に幸せだと思う。
自分のどこが問題なのか、明確に指摘される機会というのは、そう多くは、ない。
その指摘を理解することができれば、変われる。
その指摘を理解できなければ、変われない。

なかなかにキビシイ場所でアリマス。

この催し、引地さんという方個人の発案、計画、実行という形で開催されています。
余計な雑音を混ぜたくない、というのがその理由だと伺ったように記憶しています。

実に良い仕事を、自身楽しみながら、平然と、やっておられる。

感服いたします。