150226-27_鈴木優人サロンコンサートとマタイ・レクチャー2015/03/01

2015年2月26日(木)19:00~  会場:ベニールカフェ

鈴木優人ピアノコンサート


前回が2013年03月31日(日)ですから、もう2年たちました。
帰ってきた、鈴木優人 ピアノコンサート !

今回もユニークな曲が並びました。

まず前半は 
■ モーツァルトのadagio
■ バッハのカンタータのシンフォニア、
■ スウェーリンクのオルガン曲をipad楽譜で、

同じくipad楽譜で「■ エリーゼのために
武満徹の「■ めぐりあい」(作詞は荒木一郎!)
同じく武満徹の■ 遮られない休息第3曲 A song of love
■ 鈴木氏の即興演奏
■ バッハのコラール 「我ら苦難の極みにある時も」

そして休憩前には
■ ルロイ・アンダーソンの Song of  ???

というラインアップ。
バッハやスウェーリンクのすぐ後に聴く武満の「めぐりあい」、
後頭部にゾクゾクゾクッと電気が走るほど素晴らしい!

後半は、まずスペシャル・ゲストの紹介
なんと、新婚の奥様がモダン・フルートを手に登場、
普段はバロック・フルートを演奏なさっているのだそうですが、
今夜はアップライトピアノの会場なので、モダン楽器、の事。

そして演奏は続きます。
プーランクのフルート・ソナタ第1楽章と第2楽章
(第1楽章が終わったところで拍手がでてしまいましたが、
  すかさず第2楽章の解説を入れる優人氏に脱帽)
バッハのトリオソナタ第1番の第2楽章
クヴァンツのフルート・ソロ
■ シューベルトの即興曲変ト長調
■ フォーレのファンタジー

以上、曲目紹介でした。

おっと、アンコールが2曲
矢代秋雄がランパルのために編曲した「春の海~日本の旋律」から
■ 中国地方の子守唄
■ この道


ランパルとラスキーヌのこのLP、むかしむかしの愛聴盤でありましたよ。
http://columbia.jp/prod-info/COJO-9251/


続いて翌朝。

2015年2月27日(金)10:30~  会場:福岡女学院 天神サテライト
アジアでバッハを演奏する意義Part1
~マタイ受難曲を通して得られるかけがえのない経験~
講師 鈴木優人
(バッハコレギウムジャパンメンバー、アンサンブル・ジェネシス主宰)

会場の講義室は、オバサマ方に占拠されておりました。

受付をするとき、次回講義予定が5回までに延びているのにビックリ。
全2回のつもりで居たのにどうことなのか?と色めきたちましたが、
講義終了後の感想として、
「5回で足りるの?」
と思っておりま~す。

なにしろ、小6の夏休み研究として、
「マタイ受難曲、その深遠な世界へ」という長編の論文を発表なった方の講義、
2回で終わると思うほうが、そりゃあ、どうかしてます。

細部を熟知なさった方の常として、
全体を俯瞰する視点が少しぼやけているように感じられるかもしれませんが、
一旦、ここぞという時の、その切り込みの素早さ、深さは、
ちょっと比べるものに困るような鋭さでした。

さて、問題は、5回続ける気力と体力がわたしに残っているかどうか、
これが一番の問題です。


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