170312_コレギウム・プリエール ~ヴィエルヌ&シューマン・ミサ曲の調べ~2017/03/13

2017年3月12日(日) 16:30~ 会場:ホテル日航福岡新館3階チャペルプリエール

定期演奏会No.172 コレギウム・プリエール合唱団&合奏団

~ヴィエルヌ&シューマン・ミサ曲の調べ~

指揮/池田泉(ヴィエルヌ)、池田祐子(シューマン)
コレギウム・プリエール合唱団&合奏団
ソプラノ:池田光子
パイプオルガン/松山靖子

● L.ヴィエルヌ(1870~1937):ミサ・ソレムニス 嬰ハ短調 Op.16
      Kyrie - Gloria - Sanctus - Benedictus - Agnus dei
● R.シューマン(1810~1856):ミサ・サクラ ハ短調 Op.147
      Kyrie - Gloria - Cerdo - Offertorium - Sanctus - Agnus dei



どちらも、初めて聴く作品でした。

ヴィエルヌの方は、「大オルガン、小オルガンと混声合唱のミサ曲」ということで、
今夜はその「小オルガンパートを弦楽アンサンブル用に編曲した」、との事。

弦楽とオルガンが同時に歩き始めると、なんとも、心地よいものですね。
フォーレのレクイエムとも通じる、ふわりと浮き上がるような安らかさ。
最後の Miserere nobis さらに Dona nobis pacem と続く、真摯な祈り。
合唱団のストレートな表出が、見事に生かされているように思いました。

続いてシューマン、指揮者が変わります。

なんとも集中できない時間が続きましたが、
ブレークポイントはソプラノが歌う Offeritorium でした。
ステージ上のBoxオルガンとチェロのオブリガートに乗って、
ややもっちりとした味わいの歌声がホールを舞います。

こぉれぇは、美しぃいぃぃ!!

この好演がもたらした効果は驚くべきもので、
その後の Sanctus と Agnus dei での演奏、
ステージ全体が、見違えるような活気に溢れておりました。


来月は、原田哲男/池田泉 という組み合わせが聴けるようです。


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