171217_貴賓館concert&「うたと即興ときよしこの冬と」2017/12/19

本日は2つのコンサートに参加予定でしたが、
何かと用事が立て込んだり、あれとかこれとかの行き違いがあったりして
この貴賓館コンサートは断片的にしか聴けませんでした。しかし、
後半のピアソラ(後半2曲しか聴けなかった!)とカステルヌォーヴォ=テデスコは
集中力全開の演奏で、手ごたえ十分でした。
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2017年12月17日(日)15:00 会場:旧福岡県公会堂 貴賓館
滝沢昌之×橋口武史 フルート&ギターコンサート
■ タンゴの歴史(A.ピアソラ)
■ ソナチネ Op.205(M.カステルヌォーヴォ=テデスコ)


会場を出ると、通り抜ける風に震え上がる!

あと7日ほどでクリスマス、日曜日の街中は家族連れで溢れております。
ここぞと、おとうさんに絡みつく子供たちの笑顔がまぶしい・・・

さて、「おひとり様」はなるべく邪魔にならないように食事を済ませ、
しっかりと体調を整えたら、いざ!中州へ!
待望の「サネアツtrio」ライヴ、なんだゼぃ!

今年は、もう一方的に、河合拓始氏にハマリ込んだ年になりました。
この方を追いかけていると、ちょっと思いもつかないような人たちが、
共演者として登場して来ます。
その中でも最も親近感をもてたのが、
6/11のもも庵での倉地・河合・サネマツtrio だったのです。
なんとも控えめなふるまいが好ましいお三方、
その3人が今夜 再び登場、というわけで、
ええ、駆けつけましたとも・・・
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2017年12月17日(日)開演8:00pm 会場:リバーサイド
「うたと即興ときよしこの冬と」
<倉地久美夫(ギター、ヴォーカル)+河合拓始(ピアノ)+サネマツアキラ(ヴォイス、パーカッション)

チャージ:2,000円+要オーダー+テーブルチャージ
企画:サネマツアキラ

河合拓始HP
http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/

店名そのまま、中州と川端を隔てる博多川、
ゲイツ(もと玉屋デパート)の横を2~3分歩くと
シャッターの降りた店の横に電飾看板、
細い急な階段を登ってガラスドアを押すと、
60年代に舞い戻ったような「ジャズ喫茶」の景色、
ブラインドの降りた窓、その両サイドには巨大なスピーカー、
薄暗い照明、壁一面ビッシリと並んだLPレコード・・・

サネマツ氏の控えめな挨拶の後、
まず前半は倉地氏の歌を中心に進行、
口切りは、あの、「蘇州夜曲」でした! 

やっぱ、また、泣いた!

今夜の倉地氏、絶好調!
前回わずかに感じた「消化不良感」が全く無い。
会場が前よりは少し狭くて、親近感が強いのもアルのかな・・・
そこにさりげなく寄り添う河合氏とサネマツ氏のサウンドが、
また、温かいんだ、これが。

河合氏やサネマツ氏の作品も演奏されてゆきます。
「きびだんご」が見事に分裂溶解してゆく河合作品のキッチリ感、
NoText な サネマツ作品の ユラユラ感、

どちらに展開するのかわからないハラハラ感、
アンテナを全開して変化球を待ち受けるワクワク感、
突然目の前に開ける広大な景色のドキドキ感、
刺激的であります。

休憩をはさんで後半はフリーな即興トリオ演奏。
有名ピアノ曲が次第に壊れて、ゆらゆらと溶けてゆく河合氏リードの作品や、
サネマツ氏自作の画像を基に演奏されてゆく作品、
全部で2時間たっぷり、
最後はいつものグダグダポーズが見事にスベッて大爆笑、
ほんわか あったかな フィナーレでした。

たぶん、今年聴いたものの中では、
第一番に刺激的な演奏会であったと思うのでアリマス。

22時過ぎの中洲、
凍えるような強風にもめげずにぎやかな多くの若者たち。
じいさんは、バスに乗っておウチに帰ります。
バスの中でも、頭の中ではトリオ演奏が続いておりヤス。

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