190101_NewYearConcert2019/01/02

アンドリス・ネルソンスの tweet

Andris Nelsons@andris_nelsons

Happy New Year! Some exciting news to start 2019...
It is an incredible honour to have been invited to conduct the legendary New Year's concerts with the Vienna Philharmonic Orchestra in 2020.

wienerphilharmoniker.at

おぉ、来年はネルソンス・・・ ヒゲのままか?

190112_Chapel Priere - New Year Concert2019/01/13


2019年01月12日(土)12:30~ 会場:ホテル日航福岡 チャペルプリエール

Chapel Priere No.194 New Year Concert
第1部 チェンバロコンサート
   ■ トッカータ ホ短調 BWV914
   ■ バッハ:パルティータ第4番ニ長調 BWV828

第2部 解体修理中オルガン見学

演奏とご案内:池田泉、ダイネル・ケルン(オルガン建造家)


「オルガン見学」、面白かったデス!

いつものようにチャペルに入ろうとすると、様子が・・・
ほぼ全体にパイプの櫓が組まれ、白いテントに覆われて、
かろうじて祭壇部分が残されているだけ! 入口から ぐるりと回りこんで、
その祭壇の前のスペースでチェンバロ演奏2曲が演奏されます。

『一般に「北ドイツ風」と言われるが、実はイタリアとフランスの性格を併せ持つ』 トッカータ ホ短調 BWV914,
『イタリアとフランスがバランスよく配合されている』 パルティータ第4番ニ長調 BWV828


続いて、全員そろって解体修理中オルガンのバックヤード・ツァーへ!

では なかった・・・

このパイプ櫓に10数人が乗ったら、即 崩壊!
そこで、アシスタント氏がビデオ・カメラを抱えて
工事現場を生中継して駆け回るという、大胆な企画!
(途中、映像が切れまくって、臨場感ハンパなく!!!)
製造元のストラスブール ケルン社のお二人も、
自分たちの仕事場を走り回るカメラを興味深く眺めておいでになりました。

20年目の大メンテナンス、という事で、
普段なら まず見られない場所を見ることが出来ます。
取り外された無数の「笛」、
ほんの手のひらにのる小さなものから、3メートルを超すものまで、
その台座の下には、「笛」に空気を送り込む これまた無数のパイプ、
そのパイプに空気を送り込む「ふいご」、
それらを集中コントロールする鍵盤、その裏を走る細かいダクト、

これらをひとつひとつ点検整備して、
万事遺漏なく音を響かせるようにしなきゃならないなんて、
その作業量を想像するだけで、「勘弁!」

あの膨大なデータを把握して、着実に作業を進めるというのは、
相当強力な集中力の持ち主でないと・・・

いやいや、パイプオルガンというのは、
とてつもなく大規模で複雑な楽器なのでした。


それにしても、きょうの映像の緊張感、抜群でした。
いまどきTV番組のグダグダ感とは比べ物にならない!
突然切れる映像と、その間に垣間見えるもの 見えないもの 、
交錯する映像が見るものをグイグイ引き込んでゆく。

あれをうまく編集すると、きっと面白いものが出来ると思うんですが。
あ、ケルン社は OK出さないだろなぁ・・・

最後に、コンサート予定のお知らせ。
2月は 晴れて修理完了のオルガンコンサート、20年前のプログラムが蘇るとか・・・
3月は メサイア、ただし第2部と第3部のみ、第1部は演奏されないそうです
        個人的には、是非この形で聴いてみたいと思っていたので、
                               期待するところ大でアリマス。