190214_澤 和樹 & 三上 亮 ~2人の名手、2台の名器の出会い~2019/02/14

2019年02月13日(水) 19:00~ 会場:あいれふホール

澤 和樹 & 三上 亮
~2人の名手、2台の名器の出会い~

ヴァイオリン:澤和樹  グァルネリ・デル・ジェス 1732年 「アークライト」
ヴァイオリン:三上亮  ニコロ・アマティ 1628年
ピアノ:蓼沼 恵美子


■ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」  (1801年)  (三上亮)
■ ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100            (1886年)  (澤和樹)

----------------  休憩20分  ---------------

■ ショスタコーヴィチ(1906-1975)
     (Levon Atovmyan編):2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品
■ バルトーク:2つのヴァイオリンのための44のデュオ(1931年) より
             15-14-19-22-28-36-32-44
■ モシュコフスキー:2つのヴァイオリンとピアノのための組曲ト短調 Op.71 (1903年)


圧倒的に面白かったのは、バルトークのデュオ!
澤氏、GyorgyPauk氏のCD聴いたのはずいぶん前だけど、
こんなに面白かったっけ・・・
今夜は全編この曲だけでいいっ!と思いつつ、
それだと、今夜のように Sold Out にはならないわけで・・・

アンコールは3人で O mio babbino caro (Puccini) でした。

NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz. 117/44の二重奏曲 Sz. 98
BARTOK: Violin Sonata, Sz. 117 / 44 Violin Duos, Sz. 98

無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BB 124/Sz. 117
Sonata for Solo Violin, Sz. 117
    ジェルジ・パウク - Gyorgy Pauk (ヴァイオリン)
録音: 17-22 June 1994, Phoenix Studio, Unitarian Church, Budapest

44の二重奏曲 Sz. 98
44 Duos for Two Violins, Book 1-4, Sz. 98
    ジェルジ・パウク - Gyorgy Pauk (ヴァイオリン)
    澤和樹 - Kazuki Sawa (ヴァイオリン)
録音: 17-22 June 1994, Phoenix Studio, Unitarian Church, Budapest

190216_広島と福岡 - 遇偶の宵2019/02/16

2019年2月16日(土)開演7:30pm(開場7:00pm) 会場:箱崎水族舘喫茶室

<広島と福岡 - 遇偶の宵>

出演:
庄子勝治(from広島)(サックス)、川口賢哉(from広島)(法竹)、
河合拓始(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)、井上みちる(舞踏)


part1:
庄子勝治+河合拓始デュオ
part2:
川口賢哉+河合拓始+井上みちるトリオ


何が起こるのか予想出来ない2時間(半?)
相手の出方に合わせて多彩な音で応える河合氏の
                                    ピアノ、鍵盤ハーモニカ、おもちゃの笛、

スリリングなこと、この上なし!

あらかじめキッチリ決められたレールの上を、
ひたすら正確になぞってゆくのも大事なのでしょうが、
あまりドキドキすることは、ないネ。

少なくとも今夜は、寝落ちすることは、なかったデス。
最後まで、もう、ドキドキ しっぱなしだったから。


TAKUJI KAWAI WEB
http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/


190217_響ホール室内合奏団 × 東京藝術大学 《伝統と革新》2019/02/18

2019年2月17日(日)15:00~(14:00開場)会場:北九州市立響ホール
                    14:20よりロビーコンサート

響ホール室内合奏団 創立20周年記念公演
響ホール室内合奏団 × 東京藝術大学 《伝統と革新》

指揮:澤 和樹
和太鼓:林永哲


■ J.ラター  組曲
■ A.ドヴォルザーク  弦楽のためのセレナーデ ホ長調op.22
■ 芥川 也寸志  弦楽のための三楽章
■ 松下 功    和太鼓協奏曲「飛天遊」(ソリスト:林 英哲)

アンコールは、全員で 幻想曲「通りゃんせ」 でした。


林永哲を響ホールで聴くというのは、実に贅沢な体験でした。

地を這うような重低音から、繊細に木のこすれる音まで、
ありありと聴き取ることが出来ます。

途中、大太鼓の縁の部分を舐めるように滑らせながら叩いてゆくとき、
その繊細な音色の多彩さに心底驚愕!
あのデカイ太鼓の隅から隅まで測り尽くされている・・・

ベルリン、ワルトビューネの観客の興奮を追体験する思いでした。


コンサート開演前に、ロビーコンサートがありました。
アンダンテ・カンタービレ や ユーモレスク を遠くに聴きながら、
ゆったりとコーヒーを飲めるのは、実によろしかったデス。


190224_クルレンツィスのラジオショウ2019/02/24

テオドール・クルレンツィスのラジオショウ

ムジカエテルナとの来日公演が話題のクルレンツィスですが、
南西ドイツ放送(SWR)交響楽団の首席指揮者でもあります。
2/23日には次のような演奏会を行っています。

Currentzis dirigiert Mahler 4
    ■ ジョージ・クラム: 子供たちのいにしえの声 ANCIENT VOICES OF CHILDREN - Liederzyklus nach Texten von Federico García Lorca für Mezzosopran, Knabensopran und Kammerensemble
    ■ マーラー: 交響曲第4番 ト長調
ビデオはこちら
https://www.swr.de/swrclassic/symphonieorchester/22-02-2019-swr-symphonieorchester-currentzis,event-swr-424.html


その公演後、深夜に放送されたのが、
Currentzis’ Midnight Lounge
https://www.swr.de/swr2/programm/sendungen/musik-kommentiert/currentzis-midnight-lounge/-/id=660534/did=23197996/nid=660534/ewc3b4/index.html
生放送らしいデス。
しかも、ドイツの放送局でロシア人とドイツ人が全編英語でしゃべるという・・・
(パーヴォ・ヤルヴィがNHKの深夜放送を英語でやる、というような事ですかね)

話題に出てくるものを列挙すると、

シュトックハウゼンとジョンレノン
グールドとカラヤン
オスカーピーターソン
ワルター・ギーゼキング
ウィリアム・ブレイク
Tango Notturno
ザルツブルグ音楽祭
ザルツブルグのバラ
レナード・コーエン
  などなど
(最後の方は Everybodie’s drunk )

ああいう演奏が納得できるLine-Up ですね。

この日は第2回だったようで、
第1回 14.12.2018 のゲストは アントワーヌ・タメスティだったようで・・・
https://www.swr.de/swr2/programm/sendungen/musik-kommentiert/swr2-live-currentzis-midnight-lounge/-/id=660534/did=22776702/nid=660534/1bml4e5/index.html
内容はもう残ってないようなのが残念。