190314_西南1-ルターのコラール&バッハのコラール前奏曲2019/03/14

2019年3月13日(水) 17:00~18:00 会場:西南学院大学博物館 2階講堂

西南学院大学博物館企画展Ⅱ「宗教改革と印刷革命」関連イベント
オルガン・レクチャー・コンサート
ルターのコラール&バッハのコラール前奏曲


オルガニスト:安積道也 西南学院音楽主事


■ J.S.バッハ:Praeludium in G-Dur BWV541

「いざ来たりませ、異邦人の救い主よ」
■ J.S.バッハ:Nun komm der heiden Heiland, BWV659 / 599

「ひとよ、汝が罪の」
■ J.S.バッハ:O Mensch, bewein das Sunde gross, BWV622

「主はわが罪ゆえ」
■ J.S.バッハ:Christ lag in Todesbaden, BWV625

「来たれ聖霊、主なる神」
■ J.S.バッハ:Komm, heiliger Geist, BWV652

「天にましますわれらの父よ」
■ J.S.バッハ:Vater unser im Himmelreich, BWV636 / 683

「聖霊降臨・聖霊」
■ J.S.バッハ:Komm, Gott Schofper, Heiliger Gesit, BWV667
                             
※入場無料・申込不要

西新の交差点から、修猷館横の道路をももち浜方面に進むと、
右手に西南学院のカフェテリアが見えてきます。
その奥が西南学院大学博物館、ヴォーリズ建築のひとつだとか。
「宗教改革と印刷革命」という企画の一部としてのコンサートでした。

会場の講堂正面左わきに、室内オルガンが設置されています。
(「室内」といっても、最上部は2階席まで届くパイプオルガン)

内容をチラシからそのまま転載すると、
**************************************************
「 バッハに代表されるルター派教会音楽は、その根幹をコラール(賛美歌)に持っています。
コラールは、宗教改革者M.ルターが世に送り出した伝道のツールでもあり、ルター派のエッセンスが詰まっているものでもあります。

 今回のレクチャーコンサートでは、ルター作詞作曲のコラールと、ルター派の代表的なコラールをいくつか取り上げます。
各コラールの背景と内容について簡単に学んだ後、パイプ・オルガンの伴奏で、一緒に日本語で歌ってみましょう。
それから、そのコラールを基に作曲されたJ.S.バッハのオルガン作品(コラール前奏曲)の演奏をお聴きいただきます。」
**************************************************

久々に、興奮してしまうコンサートでした。

感銘深かったのは、
■ J.S.バッハ:Komm, heiliger Geist, BWV652
大伽藍の中、ひとり、延々と祈り続けるような、
深く内に沈み込んで、その奥に広大な宇宙に開ける、というような・・・

こういう企画に気軽に参加できる状況を作って下さるのは
大変ありがたく、感謝するのですが、
ひとつわがままを言わせていただけるなら、
あの PA(マイク-アンプ-スピーカー)は何とかならんもんだろうか。
はじめ座った席では8割方話が聴き取れない、
席を移って、かろうじて半分聴きとれるようになりました。

モスキート音を聴きとれない年寄りの耳のせいなのかもしれませんが、
本日の聴衆の半分は年寄りなわけで・・・

内容たっぷりのコンサート、終演時間も30分オーバー!
しかし、次の会場までは歩いて30秒、
楽勝です。!

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログのタイトルは?
(全角カタカナでどうぞ!)

コメント:

トラックバック