190424_第2回 マヨルカへの愛の旅路2019/04/25


2019年4月24日(水)18:30~ 会場:あいれふホール

第2回 マヨルカへの愛の旅路 ~音楽詩 ショパンとジョルジュサンド~

1.情熱のスペイン音楽
■ グラナドス:ピアノ五重奏曲
■ トゥリナ:ピアノ四重奏曲
ピアノ:ノエミ・ダルマウ
Vn:工藤真菜、緒方愛子
Va:正村まどか
Vc:原田哲男

2.音楽詩・ショパンとジョルジュサンド
脚本・構成:山本成宏

朗読:岩村朋子
ピアノ:谷口雄紀、三重野彩香、戸江真以、
     渡辺絵美子、高倉かおり、
     姫野華奈、植村翔一



前半のグラナドスとトゥリナ、燃え上がるような演奏でした。
観客席も異様な熱気に包まれれおりました。

リハーサルを聴いた時から、
「あ、もうこれで帰ってしまっても、充分満足な一日になる!」
と思っておりましたが、
本番の燃焼度は、さらに激しく、
地元でこれだけのものが聴ける幸せに、感謝!感謝!

「重奏」というのは、人数をそろえて、「はい、いっちょ上がり」なのではなく、
それはあくまで出発点であって、
その人数で何を創り出せるのか、
それを地元の演奏家に期待してもよいのだという事を、
ありありと実感させてくれる時間でした。

ノミエ・ダルマウ氏の影響力「大」、なのかもしれません。


後半は、若いピアニストたちが交代でショパンの作品を演奏してくれます。
前半の方々に比べれば、舞台経験も少ないわけで、
あちこちに綻びが出てしまうのは、仕方ない。
  [ 最後に登場するノミエ・ダルマウ氏の演奏が、しみる。 ]
しかし、リハーサルから本番へと、格段の充実ぶりを耳にすると、
つい、応援の気持ちに力が入ってしまいます。
こういう方々が経験を積める場が、もっと増えるといいですね。

その中で異様に光っていたのが、谷口雄紀氏、
ほかの方とピアノの音が違って聴こえるのは、
楽器のコントロールが卓抜なせいなんでしょうか、
音楽の語り口も実にスムーズでした。

この名前、覚えておいたほうがいいみたいです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログのタイトルは?
(全角カタカナでどうぞ!)

コメント:

トラックバック