191127_中西弾・北口大輔@「浜の町で音楽会」第10回2019/11/28

2019年11月27日(水) 19:00~ 会場:弦楽器工房まつもと
                                        福岡市中央区舞鶴3-3-17

浜の町で音楽会」第10回
バイオリン 中西 弾
チェロ 北口 大輔


スマホのMapを頼りに、雨の中を探し回ること小一時間、
ようやく、会場にたどり着きました。
浜の町公園のすぐ隣でした。

冷たい雨の夜、公園には人影もなく、
その先、ネオンまぶしい飲み屋街の騒音も、ここまでは届いてこない。
演奏開始前には、空調も換気扇も止まるので、
実にゆったりと音楽に浸れる会場です。
(グランドピアノやアップライトピアノも使えるもよう)

会場はすでに満席、30人ほどか、
熱心なお客さんたちが、開演を待ちかねております。
会場隅のテーブルには赤白ワインやソフトドリンクが用意されて、フリーチャージ、
この込み具合では、たどり着くまでが・・・

照明が落ちて、最初は中西氏のバッハから。
続いて北口氏が登場して、3楽章の二重奏曲(Haydn?)
ここまでは、足が地につかないような、落ち着かない感じでしたが、
爆発したのは次の曲、

「北口大輔:ビーバーの主題によるパッサカリア」

でした。

H.I.F.ビーバーの「ロザリオのソナタ」、その16曲目のパッサカリアは
バッハの「シャコンヌ」と並び称される無伴奏ヴァイオリンのための作品。
そのパッサカリアのテーマを基に北口氏により作曲されたのが、この曲、

ぶっ飛びましたよォ。


唖然として、押し流されて、もみくちゃになって、
もぉう、拍手喝采!!!

その熱気のまま演奏された次の曲が、

Handel-HalvorsenPassacaglia Duo fro Violin & Cello


今は昔、古楽器がまだ異端視されていたころ、
ビオンディの「四季」やIl Giardino Armonico のブランデンブルグ協奏曲の
「凶暴」とも言そうな演奏のカッコよさに驚嘆しましたが
あのころの衝撃を思い出しておりました。
       あ、今夜はモダン楽器だから、レッド・プリーストの「四季」の方か?
       冬の第2楽章は、レゲエだったし

やがて、しばらくの休憩、さすがにのどが渇いて、ソフトドリンクを一杯。

後半はソフトな曲が続きます。
中西弾:Danny Sky
ZAZ:Dans mon paris
中西弾:おやじパッション
中西氏のトークの間、北口氏がずーっとリズムを刻んでいるのが、見事。

そして、今夜のハイライトとなったのが、

Deep Purple の Smoke On The Water !!!!!

激しく撃ち込まれる北口氏のチェロ、うねる中西氏のヴァイオリン、
会場、揺れてるのか?
この時間が、いつまでも続いてほしい・・・

プログラムの最後は、チック・コリアのスペイン、
だったのですが、
ちょっと不愉快なことがあって、一気に冷め切ってしまいました。
アンコールが1曲ありましたが、醒めたまま聴き終わると、
そそくさと退席します。


まあ、いろんな人が集まると、いろんなことが起こるのはしょうがない、
いいところだけ、しっかり頭に刻み込んだから。

明日は晴れるみたいだし。