141111_ペーター・レーゼル ピアノリサイタル ― 2014/11/12
2014年11月11日(火) 14:00 会場:アクロス福岡シンフォニーホール
アクロス・アフタヌーンコンサート vol.13
ペーター・レーゼル ピアノリサイタル
■ シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op.20
■ シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
[ アンコ-ル ]
■ シューベルト : 即興曲 D 899 Op.90-3
■ シューマン : トロイメライ
「これだッ!」という演奏に出会うと毎回、
「これこそ今年のベスト!」と思ってしまうわけですが、
まさに、そのとおりにコトが運んでしまった本日の午後。
実に気分の乗らない様子でステージを歩いてくるレーゼル氏、
ふらふらっと一礼するとピアノの前へ
しばらく静止・・・
そして始まりのフレーズとその響き・・・!
もう、これだけで、シューマンの世界に引きずり込まれております。
突然現われ、いつのまにか消えてしまう「モノ」を
ながめ、追いかけ、輝く時間
「シューマン」って、こういうコトなのか!?
休憩後はシューベルト。
「えっ?」と思うほどそっけなく始まって、
飾り気というものには全く無縁な演奏なのだけど、
胸の芯まで沁み込んで来るものがタップリ!
なんでCDでは、こういう風に聴けないのか・・・
アンコールは2曲。
派手なお飾りとかヒカリモノではない「即興曲」、そして
最後に、淡く光る「夢」、でした。
多いとは言えない聴衆の拍手は、盛大なものでしたヨ。
[ 本日の聴衆について思う事 ]
平日の昼間なわけで、
こんな時間にここに居られるのは、相当の暇人か年寄り、
従って、客席の大半が年寄りなのは仕方ない。
無闇にケータイの待ち受け音楽が鳴り出すのも仕方ない。
突然のどを詰まらせてむせかえるのも、よくあることで、仕方ない。
しかぁーし、
音楽が、真剣に、静寂と一騎打ちをしている場面、
くりかえしくりかえし、何度も何度も、
空咳でブチ壊すのは
いいかげん、勘弁してくれぃ!
アクロス・アフタヌーンコンサート vol.13
ペーター・レーゼル ピアノリサイタル
■ シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op.20
■ シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
[ アンコ-ル ]
■ シューベルト : 即興曲 D 899 Op.90-3
■ シューマン : トロイメライ
「これだッ!」という演奏に出会うと毎回、
「これこそ今年のベスト!」と思ってしまうわけですが、
まさに、そのとおりにコトが運んでしまった本日の午後。
実に気分の乗らない様子でステージを歩いてくるレーゼル氏、
ふらふらっと一礼するとピアノの前へ
しばらく静止・・・
そして始まりのフレーズとその響き・・・!
もう、これだけで、シューマンの世界に引きずり込まれております。
突然現われ、いつのまにか消えてしまう「モノ」を
ながめ、追いかけ、輝く時間
「シューマン」って、こういうコトなのか!?
休憩後はシューベルト。
「えっ?」と思うほどそっけなく始まって、
飾り気というものには全く無縁な演奏なのだけど、
胸の芯まで沁み込んで来るものがタップリ!
なんでCDでは、こういう風に聴けないのか・・・
アンコールは2曲。
派手なお飾りとかヒカリモノではない「即興曲」、そして
最後に、淡く光る「夢」、でした。
多いとは言えない聴衆の拍手は、盛大なものでしたヨ。
[ 本日の聴衆について思う事 ]
平日の昼間なわけで、
こんな時間にここに居られるのは、相当の暇人か年寄り、
従って、客席の大半が年寄りなのは仕方ない。
無闇にケータイの待ち受け音楽が鳴り出すのも仕方ない。
突然のどを詰まらせてむせかえるのも、よくあることで、仕方ない。
しかぁーし、
音楽が、真剣に、静寂と一騎打ちをしている場面、
くりかえしくりかえし、何度も何度も、
空咳でブチ壊すのは
いいかげん、勘弁してくれぃ!
コメント
_ (未記入) ― 2014/11/15 20:17
_ 店主 ― 2014/11/16 01:38
年寄りに無理を言えないのは承知している積りではあるんですが・・・
どうでもいい演奏会なら、別に気にならない事でも、
あの演奏に重ねられると、イカリまくってしまう。
大人気ないコトで申し訳ないデス。
どうでもいい演奏会なら、別に気にならない事でも、
あの演奏に重ねられると、イカリまくってしまう。
大人気ないコトで申し訳ないデス。
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3月のペレーニ(Vc)に続き、ここ福岡でまたしても巨匠の名演が聴けるとは!特にシューマンは、これまで聴いた演奏(内田、ピレシュ、シフetc)のなかでもいちばん説得力がありました。懲りずにまた来福していただきたいものです。