110723_池田泉オルガンリサイタル ロマン派・シンフォニックオルガンの魅力2011/07/23

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2011年07月23日(土) 18:30  会場:ホテル日航福岡チャペルプリエール

チャペルプリエール定期演奏会 The Music of F.Liszt and his time No.2
池田泉 オルガンリサイタル
 - ロマン派・シンフォニックオルガンの魅力 -

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ヴィエルヌ:オルガン交響曲第3番 嬰へ短調
リスト:コラール「我らにまで救いの波にまで」による幻想曲とフーガ

アンコール1曲

本日のコンサートは、前半後半それぞれ1曲づつ、
どちらも、私には、なじみの薄い曲です。

前半のヴィエルヌは、全5楽章の構成です。
第1楽章 Allegro Maestoso
第2楽章 Andante Modertato
第3楽章 Allegretto non troppo
第4楽章 Quasi Largo
第5楽章 Finale:Allegro
池田氏はこの夏のヨーロッパ演奏ツアーでもこの曲を演奏されるそうで、
8月14日パリ、ノートールダム寺院での演奏でも取り上げられるのだそうです。
曲目解説も熱が入ってます。
ただ、正直なところ、この曲の良さが、私には何だかよくわからない・・・
この曲、一体、どうなってるんだろう・・・

休憩を挟んで、後半はリスト。
こちらは実にわかりやすい、というか、
どこを掴めばホイと踏み込めるのか、その取っ手の在り処が、至極明瞭なんですネ。

なんだか、ホッとした。

110724_ヴォーカル・アンサンブル カペラ演奏会2011/07/24

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2011年 7月 24日(日)  16:00 開演 会場:西南学院大学チャペル
         [ 15:40 より音楽監督・花井哲郎による解説あり。]

第13回福岡古楽音楽祭 プレイベント
ヴォーカル・アンサンブル カペラ演奏会
    ~グレゴリア聖歌とルネサンスの音楽


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本日のコンサート、第13回福岡古楽音楽祭のプレイベントです。
聴き終わったいま、
「もう一度、音楽祭で公演やってくれてもいいんじゃまいか?」
と思うとります。
(バスの小笠原氏だけは、ラ・フォンテヴェルデで参加なんだけど・・・)

会場のチャペル、未だに音の廻り方が飲み込めない。
この会場は初めてというS氏と合流、
まずは2Fで聴いてみようということになります。
その2Fも正面椅子席か、バルコニーの板席か・・・
で、無難な椅子席の中央で前半を聴きます。

前半のプログラムは「聖母被昇天の晩課」、
ジョスカン・デ・プレの作品とグレゴリオ聖歌が
混ざり合いながら、高揚してゆきます。
最後の Salve Regina での高揚した浮遊感が素晴らしい!

いや、素晴らしい!
私としては、先日のTallis Scholars よりも、こちらを取ります。
こちらを聴いていると、あちらはShowUpされてしまっている様に思える。
あの日、何となく違和感を感じたのは、この事か・・・

後半はビクトリアの Missa Ave maris stella とグレゴリオ聖歌、
1F前方席に移って聴きました。
演奏開始直後、S氏ガッツポーズ!
直接音と間接音のバランスが良好な席でした。
(S氏嘆く、「前半もここで聴きたかったぁ!」)

重なり合った声の響きが高い天井にたちのぼってゆくのが見える・・・
(若干、井戸の底から見上げる感じは拭えないですけど)

演奏も前半に増して素晴らしい!
特に叙唱(Praefatio)、司祭(主祭?)のソロから
サンクトゥス、アニュス・デイ、Communioにかけて高揚し続け、
最後の Gaude Maria Virgo で昇華される後半部分は、
もう、至福の時でありました。

アンコールは ジョスカン・デ・プレの アヴェ・マリア、
「あのCDと比べると」、なんぞとほざくのは無粋極まりなし、
ナマでこれだけのモノを聴ける幸せを満喫すればヨロシイではないか?

福岡古学祭関連の演奏会の特筆すべき点は、
演奏終了後の拍手の奥ゆかしさで、
本日の演奏会でも、最後の響きをじっくりと味わった後に
自然な拍手が沸き起こるという、
今となってはめずらしいような、行儀のよい聴衆たちです。
こういう方々と同じ時を過ごせるのは、実に気持ちのよいコトなのですヨ。
(会場がアクロスになると、ちょっと事情が変わるが・・・)