111001_NL4音源アーカイヴ ― 2011/10/01
Netherlands Radio 4 オランダ のアーカイヴが公開されてますね。
18世紀オーケストラの30年
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal
ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト、ハイドン ほか
古楽フェスティバル(ユトレヒト?) 1982 - 2011
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal/46/eerder_uitgelicht
Savall&HesperionXX1991 から L'Arpeggiata2011まで
Tomás Luis de Victoria - four centuries later, still a favorite
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal/43/eerder_uitgelicht
Orchestra of Renasissance 2002 と Al Ayre Espanol 2008
トン・コープマン 指揮者として、オルガニストとして
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal/38/eerder_uitgelicht
18世紀オーケストラの30年
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal
ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト、ハイドン ほか
古楽フェスティバル(ユトレヒト?) 1982 - 2011
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal/46/eerder_uitgelicht
Savall&HesperionXX1991 から L'Arpeggiata2011まで
Tomás Luis de Victoria - four centuries later, still a favorite
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal/43/eerder_uitgelicht
Orchestra of Renasissance 2002 と Al Ayre Espanol 2008
トン・コープマン 指揮者として、オルガニストとして
http://concerthuis.radio4.nl/zaal/1/Oude_muziek_zaal/38/eerder_uitgelicht
111005_エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル ― 2011/10/06
2011年 10月5日(水) 19:00~ 会場 アクロス福岡シンフォニーホール
エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:アンドリー・ユルケビッチ
W.A.モーツァルト:
歌劇『後宮からの逃走』より序曲(オーケストラ)
歌劇『後宮からの逃走』より"悲しみが私の宿命となった"
- Traurigkeit ward mir zum Lose
G.ドニゼッティ:
歌劇『ロベルト・デヴェリュー』より序曲(オーケストラ)
歌劇『ランメルモールのルチア』より狂乱の場 "苦しい涙を流せ"
- Il dolce suono... Spargi d'amaro pianto
G.ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』より舞踏音楽(オーケストラ)
G.ドニゼッティ:歌劇『ルクレツィア・ボルジア』より"息子が!息子が!誰か!~彼は私の息子でした"
- M'odi ah m'odi... Era desso il figlio mio
--------------- 休 憩 --------------
A.トマ:歌劇『レーモン』より序曲(オーケストラ)
V.ベッリーニ:歌劇『清教徒』より"あなたの優しい声が"
- O rendete mi la speme... Vien, diletto, e in ciel la luna
A.ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」(オーケストラ)
G.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より"ああ、そはかの人か~花から花へ"
-Ah, fors' e lui che l'anima... Sempre libera
アンコール2曲
地響きのような拍手とブラヴォー!で、アクロスは興奮の るつぼ!
エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル 第1夜は大成功でした!
(後は、9日と13日の東京公演のみ!)
家路に着く観客たち、みんなの顔が輝いてるんですワ。
観客の年齢層が高いのは、チケット代のせいか・・・
バルコニー席から眺めると、空席もちらりほらり。
それでも、今夜のお客さん、実にアツイ!
プログラム終了時には、ほぼ半分が立っちゃいましたヨ!
たしかにね、全盛期のスタジオ録音に比べれば、
あちら、こちらと、無いものねだりしたくなるんですけどね、
それから20年30年過ぎても、これだけのものを提供出来ているというのは
もう、驚異的と言うほかないんじゃないでしょうか?
あと何より圧倒的なのはその存在感の力強さ!
「これは、こうなんだ!」という主張が、端から端までビッシリ詰まってる。
もうひとつ驚いた事があって、
私の席はバルコニーで、横斜め上から見下ろす位置だったんですが、
彼女の体の、前後方向の厚みがハンパないのに驚愕。
「あ、これでなきゃ、ああいう風には歌えないんだ・・・」
少し前に、eBayでドレスを買った日本人のあれこれが
ドタバタ風に書いてあったブログ記事を読んだ事の影響でしょうかネ。
Opera! Opera! Opera! => ANNA BOLENA (Mon, Sep 26, 2011) 準備編
http://blog.goo.ne.jp/madokakip/e/ee1c77b3ae3654e979ce3df622753e4f?fm=rss
いやぁ、久しぶりに大興奮しましたヨ。
アンコールは2曲でした。
曲目を書くのは東京公演の終わる13日過ぎにするか?
てか、アクロスのホームページには、もう書いてあるし・・・
L,Bernstein-Candide: "Glitter and be gay"
J.Strauss-Die Fledermaus: "Spiel' ich die Unschuld vom Lande"
あ、あと オーケストラが実に良かったデス!
「時の踊り」ではブラヴォーも飛んでましたしね。
エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:アンドリー・ユルケビッチ
W.A.モーツァルト:
歌劇『後宮からの逃走』より序曲(オーケストラ)
歌劇『後宮からの逃走』より"悲しみが私の宿命となった"
- Traurigkeit ward mir zum Lose
G.ドニゼッティ:
歌劇『ロベルト・デヴェリュー』より序曲(オーケストラ)
歌劇『ランメルモールのルチア』より狂乱の場 "苦しい涙を流せ"
- Il dolce suono... Spargi d'amaro pianto
G.ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』より舞踏音楽(オーケストラ)
G.ドニゼッティ:歌劇『ルクレツィア・ボルジア』より"息子が!息子が!誰か!~彼は私の息子でした"
- M'odi ah m'odi... Era desso il figlio mio
--------------- 休 憩 --------------
A.トマ:歌劇『レーモン』より序曲(オーケストラ)
V.ベッリーニ:歌劇『清教徒』より"あなたの優しい声が"
- O rendete mi la speme... Vien, diletto, e in ciel la luna
A.ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」(オーケストラ)
G.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より"ああ、そはかの人か~花から花へ"
-Ah, fors' e lui che l'anima... Sempre libera
アンコール2曲
地響きのような拍手とブラヴォー!で、アクロスは興奮の るつぼ!
エディタ・グルベローヴァ ソプラノリサイタル 第1夜は大成功でした!
(後は、9日と13日の東京公演のみ!)
家路に着く観客たち、みんなの顔が輝いてるんですワ。
観客の年齢層が高いのは、チケット代のせいか・・・
バルコニー席から眺めると、空席もちらりほらり。
それでも、今夜のお客さん、実にアツイ!
プログラム終了時には、ほぼ半分が立っちゃいましたヨ!
たしかにね、全盛期のスタジオ録音に比べれば、
あちら、こちらと、無いものねだりしたくなるんですけどね、
それから20年30年過ぎても、これだけのものを提供出来ているというのは
もう、驚異的と言うほかないんじゃないでしょうか?
あと何より圧倒的なのはその存在感の力強さ!
「これは、こうなんだ!」という主張が、端から端までビッシリ詰まってる。
もうひとつ驚いた事があって、
私の席はバルコニーで、横斜め上から見下ろす位置だったんですが、
彼女の体の、前後方向の厚みがハンパないのに驚愕。
「あ、これでなきゃ、ああいう風には歌えないんだ・・・」
少し前に、eBayでドレスを買った日本人のあれこれが
ドタバタ風に書いてあったブログ記事を読んだ事の影響でしょうかネ。
Opera! Opera! Opera! => ANNA BOLENA (Mon, Sep 26, 2011) 準備編
http://blog.goo.ne.jp/madokakip/e/ee1c77b3ae3654e979ce3df622753e4f?fm=rss
いやぁ、久しぶりに大興奮しましたヨ。
アンコールは2曲でした。
曲目を書くのは東京公演の終わる13日過ぎにするか?
てか、アクロスのホームページには、もう書いてあるし・・・
L,Bernstein-Candide: "Glitter and be gay"
J.Strauss-Die Fledermaus: "Spiel' ich die Unschuld vom Lande"
あ、あと オーケストラが実に良かったデス!
「時の踊り」ではブラヴォーも飛んでましたしね。
111011_ダネル弦楽四重奏団 ― 2011/10/11
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2011年10月11日(火) 14:00~ 会場:アクロス福岡シンフォニーホール
アクロス・アフタヌーンコンサート vol.6
ダネル弦楽四重奏団
ヴァインベルク:弦楽四重奏のためのアリア
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 「ロザムンデ」
------------ 休憩 ---------------
ラヴェル:弦楽四重奏曲
アンコール 1曲
本日のアクロス・ステージは全オープン、
室内楽用の設営でなく、通常のオーケストラ公演の時と同じ広々としたステージ。
その前方に小さく肩を寄せ合う4つの椅子と譜面台・・・
ダイジョブ なんだろか・・・
照明が落ちると、手ブラの4人が通訳を伴って登場、
マイクを回しながら、一人ひとり、演奏曲の解説を始めます。
15分弱なんですが、これ、遅れて来た人の途中入場を避けるにはGood Idea ですネ。
一旦ステージを降りて、再び楽器を伴って再登場、
第1曲目はヴァインベルクのアリアです。
非常に美しいが、そこここに影が見え隠れ、という曲でした。
昨夜の札幌キタラホール公演では、これがアンコールだったとか、
ハイドン、モーツァルト、ドヴォルザークの後にこれが来る・・・
札幌の方たちはさぞ満足なさったのであろうと察します。
私の席は1階中央付近なのですが、ちょっと遠すぎたかな?と思えるぐらいに
聴こえてくる音のボリュームは小さいんです。
しかし、
ステージ全面に広がりながら響きあう音の美しさに目を見張ります。
「このホール、こんないい音してたか?」
第2曲目はシューベルト、
ワタクシ、
これに、
見事にハマりました。
!!! う~ぅ~つ~く~ぅ~し~ぃ~い~い~ !!!!
「天国的に長い」というのは別の曲に向けられた言葉ですが、
それを言った人の気持ちが、納得出来た気がします。
極上の美がどこまでもどこまでも続いてゆくんです。
微塵も陰りのない天上の極楽、
この極楽が、全4楽章を通して、豊かにとうとうと流れてゆく・・・
こういう風に「ロザムンデ」を聴くのは、初めてだ!
楽章ごとに拍手が入っちゃう、なんてのは、もう、どうでも良くなってる!
しかし、しかし、天はこの至福を継続させてはくれない!
第4楽章が終わり、天国と化したホールの静寂、
そこに突如放たれる衝撃破壊弾!
「しぇ~~~~~~ん!!!!」
極楽は一気に崩れ落ち、湧き上がるドス黒い殺意の嵐!
叫ぶオヤジ、年頃は70~80
きちんとした身なりの白髪の紳士なんですが、
目の色がちょっと・・・
その後も、几帳面に、
ラヴェルの後には
「ぶぅらボォー!!!」、
アンコールの後には
「よかぁっ!!!」
と、奇怪なおたけびを披露し続けてくれました。
なんだかなぁ・・・
アンコールはドヴォルザーク「アメリカ」の最終楽章、
キタラのプログラムに含まれてた曲ですね。
終演後、オヤジも去ったロビーでは
なごやかにCD販売およびサイン会が行われておりました。
ダネル弦楽四重奏団、この2公演だけで離日する事になってるみたいです。
http://www.quatuordanel.eu/concerts.php?ss=95d173735f54f58af7f93ac01de31ed4
2011年10月11日(火) 14:00~ 会場:アクロス福岡シンフォニーホール
アクロス・アフタヌーンコンサート vol.6
ダネル弦楽四重奏団
ヴァインベルク:弦楽四重奏のためのアリア
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 「ロザムンデ」
------------ 休憩 ---------------
ラヴェル:弦楽四重奏曲
アンコール 1曲
本日のアクロス・ステージは全オープン、
室内楽用の設営でなく、通常のオーケストラ公演の時と同じ広々としたステージ。
その前方に小さく肩を寄せ合う4つの椅子と譜面台・・・
ダイジョブ なんだろか・・・
照明が落ちると、手ブラの4人が通訳を伴って登場、
マイクを回しながら、一人ひとり、演奏曲の解説を始めます。
15分弱なんですが、これ、遅れて来た人の途中入場を避けるにはGood Idea ですネ。
一旦ステージを降りて、再び楽器を伴って再登場、
第1曲目はヴァインベルクのアリアです。
非常に美しいが、そこここに影が見え隠れ、という曲でした。
昨夜の札幌キタラホール公演では、これがアンコールだったとか、
ハイドン、モーツァルト、ドヴォルザークの後にこれが来る・・・
札幌の方たちはさぞ満足なさったのであろうと察します。
私の席は1階中央付近なのですが、ちょっと遠すぎたかな?と思えるぐらいに
聴こえてくる音のボリュームは小さいんです。
しかし、
ステージ全面に広がりながら響きあう音の美しさに目を見張ります。
「このホール、こんないい音してたか?」
第2曲目はシューベルト、
ワタクシ、
これに、
見事にハマりました。
!!! う~ぅ~つ~く~ぅ~し~ぃ~い~い~ !!!!
「天国的に長い」というのは別の曲に向けられた言葉ですが、
それを言った人の気持ちが、納得出来た気がします。
極上の美がどこまでもどこまでも続いてゆくんです。
微塵も陰りのない天上の極楽、
この極楽が、全4楽章を通して、豊かにとうとうと流れてゆく・・・
こういう風に「ロザムンデ」を聴くのは、初めてだ!
楽章ごとに拍手が入っちゃう、なんてのは、もう、どうでも良くなってる!
しかし、しかし、天はこの至福を継続させてはくれない!
第4楽章が終わり、天国と化したホールの静寂、
そこに突如放たれる衝撃破壊弾!
「しぇ~~~~~~ん!!!!」
極楽は一気に崩れ落ち、湧き上がるドス黒い殺意の嵐!
叫ぶオヤジ、年頃は70~80
きちんとした身なりの白髪の紳士なんですが、
目の色がちょっと・・・
その後も、几帳面に、
ラヴェルの後には
「ぶぅらボォー!!!」、
アンコールの後には
「よかぁっ!!!」
と、奇怪なおたけびを披露し続けてくれました。
なんだかなぁ・・・
アンコールはドヴォルザーク「アメリカ」の最終楽章、
キタラのプログラムに含まれてた曲ですね。
終演後、オヤジも去ったロビーでは
なごやかにCD販売およびサイン会が行われておりました。
ダネル弦楽四重奏団、この2公演だけで離日する事になってるみたいです。
http://www.quatuordanel.eu/concerts.php?ss=95d173735f54f58af7f93ac01de31ed4
111014_安積道也氏のブログ ― 2011/10/14
今年の福岡古楽音楽祭での白眉は、
オープニングコンサート「ロ短調ミサ」の Kyrie でした。
この冒頭合唱の衝撃で、ボロボロと涙が止まらなかったという方も・・・
一番期待薄だった「福岡祝祭合唱団」にこれほどの衝撃力があるとは!
全くの予想外でした!
その合唱指導をなさった安積道也氏のブログに、その裏話が掲載されています。
安積道也 ~教会音楽家のひとりごと~
http://blogs.yahoo.co.jp/ichbinderweg
そして注目は、10/14 「余談 モールテンと東京を満喫する」!
本当に、日本は大丈夫なんでしょうか?
あの フラブラについても触れられてますネ。
オープニングコンサート「ロ短調ミサ」の Kyrie でした。
この冒頭合唱の衝撃で、ボロボロと涙が止まらなかったという方も・・・
一番期待薄だった「福岡祝祭合唱団」にこれほどの衝撃力があるとは!
全くの予想外でした!
その合唱指導をなさった安積道也氏のブログに、その裏話が掲載されています。
安積道也 ~教会音楽家のひとりごと~
http://blogs.yahoo.co.jp/ichbinderweg
そして注目は、10/14 「余談 モールテンと東京を満喫する」!
本当に、日本は大丈夫なんでしょうか?
あの フラブラについても触れられてますネ。
111021_九響定期 ブリバエフ・扇谷 ― 2011/10/22
2011年 10月21日(金) 19:00 アクロス福岡シンフォニーホール
九響第312回定期演奏会
俊英ブリバエフが描くロシア音楽の神髄
Glinka (1804-1857): Spanish Overture No.1 "Jota arragonesa"
Glazunov (1865-1936): Concerto in a-minor for Violin and Orchestra Op.82
Shostakovich (1906-1975): Symphony No.5 in d-minor Op.47
指揮:アラン・ブリバエフ
ヴァイオリン:扇谷泰朋
管弦楽:九州交響楽団
コンサートマスター:近藤薫
久方ぶりの九響の定期演奏会、
待望のブリバエフ登場、です。
昨年の「シェヘラザード」以来、期待を膨らませてきたグラズノフ、
ホールの隅々にまで染みとおってゆく扇谷氏のヴァイオリン響きは
期待を上回るものがありましたが、
オーケストラが、どうも、ネムい・・・
作品自体の性格なんでしょうか・・・
ちょっと期待外れでしたが、
昨年、後半で見違えたのは記憶に新しいところで、
キリキリと痛み始める腹を押さえながら後半の開始を待ちます。
すっげぇー!!!!
スイッチが入った時の九響は、すさまじい!
前半と後半、別のオーケストラかと思ってしまいます。
「あなたの街はどういうところ?」と訊かれて、
「こういう演奏をするオーケストラが居ます」と胸を張って答えることの出来る、
怒涛のショスタコーヴィチでした!
ブリバエフ氏、
来年も10月定期に登場して、「三角帽子」(全曲)を振るんですね。
デムチシンのコープランドも聴けるようだし、
これは、期待度高い!
余談ですが、シンフォニーホールの開場を待つ間、
前の円形ホールで、「能面と花」という催しを拝見しました。
朝日カルチャーセンター能面打ち教室の作品が並べてあるんですが、
その横に添えられた、茶花の美しさが衝撃的でした。
茶席に飾る生け花なんだそうで、華道の華やかさとは別物らしい・・・
作品ひとつひとつが個性的で、
簡素でありながら、巨大な世界を含有する、という・・・
もし今夜の演奏が期待はずれだったとしても、
これを見れただけで、今日は大満足、と思ってしまいました。
111023_レオナルド・ブラーボの夜 in 珈琲美美 ― 2011/10/24
2011年 10月 23日(日) 19:30~ 会場:珈琲美美
レオナルド・ブラーボの夜 A Night with Leonardo Bravo
Carlos Aguirre: 組曲「風景」 Suite Paisajes
Preludio プレリュード
Chacarera チャカレラ
Vidala ヴィダーラ
Baiao バイヨン
Leonardo Bravo: 3つの北の曲 3 Nortenas
Por los dominios del Inca インカの町
Fukuokena フクオカの人
Guarmimunachi グアルミムナチ
------------------ 休憩 -------------------
Eduardo Falu: 3つの作品 Three Pieces
Zamba de Vargas バルガスのサンバ
Siesta del Duende 妖精の昼寝
Villancico ビリャンシーコ
Two Tangos (Arr.Leonardo Bravo)
Fransisco De Caro: Flores negras 黒い花
Mariano Mores: Taquito Militar 軍靴の響き
Egberto Gismonti(Arr.Leonardo Bravo): Pallaco 道化師
Quique Sinesi: Cielo abierto 澄みきった空
アンコール2曲
Carlos Gardel: El dia que qui me quieras 想いの届く日
ほか
ギターというのは、不思議な楽器で、
演奏者と聴く者がダイレクトに響き合うんですよネ。
じっと目を閉じて聴き入っているお客さんたち、
中から揺さぶられてるんでしょう、きっと。
ブラーボ氏のギター、これまで何度か聴きましたが、
今夜のように染み込んでくる演奏はなかったように思う。
デビューコンサートで、止まらない涙に当惑しつつ演奏された「想いの届く日」も、
今夜のアンコールでの演奏ほどの説得力はなかったような気がします。
25人限定というこの会場の親密さが、効果的なのかな?
たしかに、空調は唸ってるし、
前の通りを行き交う車の走行音も大きいんですが、
この、演奏者との距離感が、
音楽に浸る事を絶妙に手助けしてくれます。
「想いの届く日」、震えますよォ。
ブラーボ氏が、密やかに、囁くように、切々と攻めてきます。
これが、まあ、アぁタ、・・・・・・・なんだから!!!
帰り道、六本松までの道のり、
この歌唄いながら歩いてみるんだけど、
ああいう風には、とてもとても、歌えんぞぉ・・・
珈琲美美 一連のライブ、ハズレが一度もない、というのがスゴイです。
(デムチシンは別用で聴けなかったんですけどネ)
来月はいわつなおこ氏のアコーディオンだそうです。
レオナルド・ブラーボの夜 A Night with Leonardo Bravo
Carlos Aguirre: 組曲「風景」 Suite Paisajes
Preludio プレリュード
Chacarera チャカレラ
Vidala ヴィダーラ
Baiao バイヨン
Leonardo Bravo: 3つの北の曲 3 Nortenas
Por los dominios del Inca インカの町
Fukuokena フクオカの人
Guarmimunachi グアルミムナチ
------------------ 休憩 -------------------
Eduardo Falu: 3つの作品 Three Pieces
Zamba de Vargas バルガスのサンバ
Siesta del Duende 妖精の昼寝
Villancico ビリャンシーコ
Two Tangos (Arr.Leonardo Bravo)
Fransisco De Caro: Flores negras 黒い花
Mariano Mores: Taquito Militar 軍靴の響き
Egberto Gismonti(Arr.Leonardo Bravo): Pallaco 道化師
Quique Sinesi: Cielo abierto 澄みきった空
アンコール2曲
Carlos Gardel: El dia que qui me quieras 想いの届く日
ほか
ギターというのは、不思議な楽器で、
演奏者と聴く者がダイレクトに響き合うんですよネ。
じっと目を閉じて聴き入っているお客さんたち、
中から揺さぶられてるんでしょう、きっと。
ブラーボ氏のギター、これまで何度か聴きましたが、
今夜のように染み込んでくる演奏はなかったように思う。
デビューコンサートで、止まらない涙に当惑しつつ演奏された「想いの届く日」も、
今夜のアンコールでの演奏ほどの説得力はなかったような気がします。
25人限定というこの会場の親密さが、効果的なのかな?
たしかに、空調は唸ってるし、
前の通りを行き交う車の走行音も大きいんですが、
この、演奏者との距離感が、
音楽に浸る事を絶妙に手助けしてくれます。
「想いの届く日」、震えますよォ。
ブラーボ氏が、密やかに、囁くように、切々と攻めてきます。
これが、まあ、アぁタ、・・・・・・・なんだから!!!
帰り道、六本松までの道のり、
この歌唄いながら歩いてみるんだけど、
ああいう風には、とてもとても、歌えんぞぉ・・・
珈琲美美 一連のライブ、ハズレが一度もない、というのがスゴイです。
(デムチシンは別用で聴けなかったんですけどネ)
来月はいわつなおこ氏のアコーディオンだそうです。
111029_ホルンと彫刻の調べ in フィランソレイユ笹丘 ― 2011/10/29
2011年10月29日(土) 14:00~ 会場:フィランソレイユ笹丘
ホルンと彫刻の調べ~< Dialogue > 観る・聴く・触れる~
ホルン:日高 剛
ピアノ:大室 晃子
彫刻:片山 博詞
全席自由 入場料:無料
~~~~~~~~~~~~~~~
ビュッセール:サンテビュールの狩り
グラズノフ:夢
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ より 第1楽章
~楽器紹介 ホルン~
~楽器紹介 ピアノ~
ピアノ・ソロ ショパン3曲(子犬、ノクターン、黒健)
ホルン・ソロ ブヤノフスキー:スペイン
カーマイケル:スターダスト
中原達彦:月光のもとで聲を聴く~ホルンとピアノのための~ 2011委嘱作品
アンコール:日本の歌メドレー
~~~~~~~~~~~~~~~
会場となったフィランソレイユ笹丘というのは住宅型有料老人ホーム、
そのエントランスホールで演奏会、という催しでした。
(コンサート用にベヒシュタインのピアノが用意してある)
明日(10/30)には、このメンバーが末永文化センターに移動して、
ヒンデミットやボザ、キルヒナーを聴けるようですが、
本日のお客さんは、このホームの見学希望者の方が中心な様子、
従って聴衆は、ほぼ全員高齢者と施設のスタッフです。
冒頭から、ホルンの朗々たる響きに圧倒されます。
グラズノフ作品でのたおやかな流れにも魅了されるし、
ホルンソロで演奏されるブヤノフスキー作品での鮮やかなテクニックも
輝かしいものでした。
一番驚かされたのは、ホルンの楽器紹介。
普通のホースに小さな「じょうろ」を付けて吹いてみる、という実験で、
鮮やかに鳴り響いたのは、ワーグナーの「ジークフリート」のモチーフの終結部!
ほんの10秒ほどナンですが、この素晴らしさに度肝を抜かれます。
こういうホルンが居てこそのワーグナーなんですねぇ・・・
最も感動的だったのは、最後の中原達彦作品、
日高氏が片山氏の彫刻に感銘を受けて、中原氏に作曲を委嘱した作品だそうで、
その彫刻はこの会場にも展示されているものなんです。
(私の居た場所からは、死角に入って見えない)
その前のトークで日高氏が話していた、
「彫刻は、見るものの感情を反映して表情を変える」という話、
まんま体験してしまいました。
静かに広がってゆくホルンの響き、それに合わせて、
会場の周りに置かれた彫像がゆっくり動き出す(ように感じる)・・・
これは、不思議な感覚ですよォ。
エントランスホールですから、人の行き来もあるし、
予想外の雑音も飛び込んで来ます。
しかしそれらの雑音を大きく包み込んで、音楽がそこに在る、という、
こうあって欲しいと思う音楽空間を体験できたのは何よりの喜びでした。
日高氏のトークを交えながらの1時間半、
非常に充実したひとときでした。
明日のコンサートは、これとは違った形になるんでしょうが、
今の私は、こちらを聴けた幸運を寿ぐ気持ちでいっぱいでアリマス。
ホルンと彫刻の調べ~< Dialogue > 観る・聴く・触れる~
ホルン:日高 剛
ピアノ:大室 晃子
彫刻:片山 博詞
全席自由 入場料:無料
~~~~~~~~~~~~~~~
ビュッセール:サンテビュールの狩り
グラズノフ:夢
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ より 第1楽章
~楽器紹介 ホルン~
~楽器紹介 ピアノ~
ピアノ・ソロ ショパン3曲(子犬、ノクターン、黒健)
ホルン・ソロ ブヤノフスキー:スペイン
カーマイケル:スターダスト
中原達彦:月光のもとで聲を聴く~ホルンとピアノのための~ 2011委嘱作品
アンコール:日本の歌メドレー
~~~~~~~~~~~~~~~
会場となったフィランソレイユ笹丘というのは住宅型有料老人ホーム、
そのエントランスホールで演奏会、という催しでした。
(コンサート用にベヒシュタインのピアノが用意してある)
明日(10/30)には、このメンバーが末永文化センターに移動して、
ヒンデミットやボザ、キルヒナーを聴けるようですが、
本日のお客さんは、このホームの見学希望者の方が中心な様子、
従って聴衆は、ほぼ全員高齢者と施設のスタッフです。
冒頭から、ホルンの朗々たる響きに圧倒されます。
グラズノフ作品でのたおやかな流れにも魅了されるし、
ホルンソロで演奏されるブヤノフスキー作品での鮮やかなテクニックも
輝かしいものでした。
一番驚かされたのは、ホルンの楽器紹介。
普通のホースに小さな「じょうろ」を付けて吹いてみる、という実験で、
鮮やかに鳴り響いたのは、ワーグナーの「ジークフリート」のモチーフの終結部!
ほんの10秒ほどナンですが、この素晴らしさに度肝を抜かれます。
こういうホルンが居てこそのワーグナーなんですねぇ・・・
最も感動的だったのは、最後の中原達彦作品、
日高氏が片山氏の彫刻に感銘を受けて、中原氏に作曲を委嘱した作品だそうで、
その彫刻はこの会場にも展示されているものなんです。
(私の居た場所からは、死角に入って見えない)
その前のトークで日高氏が話していた、
「彫刻は、見るものの感情を反映して表情を変える」という話、
まんま体験してしまいました。
静かに広がってゆくホルンの響き、それに合わせて、
会場の周りに置かれた彫像がゆっくり動き出す(ように感じる)・・・
これは、不思議な感覚ですよォ。
エントランスホールですから、人の行き来もあるし、
予想外の雑音も飛び込んで来ます。
しかしそれらの雑音を大きく包み込んで、音楽がそこに在る、という、
こうあって欲しいと思う音楽空間を体験できたのは何よりの喜びでした。
日高氏のトークを交えながらの1時間半、
非常に充実したひとときでした。
明日のコンサートは、これとは違った形になるんでしょうが、
今の私は、こちらを聴けた幸運を寿ぐ気持ちでいっぱいでアリマス。
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