230911_サヴァリッシュのピアノでワルキューレ!!!2023/09/11


https://twitter.com/OperaGotenToryo/status/1700824724845244519
オペラ御殿@OperaGotenToryo
      ヴォルフガング・サヴァリッシュが1994年2月にフィラデルフィアでのヴァーグナー演奏会が大雪でオーケストラが集まらず自分でピアノ伴奏した、という話は有名だが、その録音がYouTubeに上がっていた。
凄いわ。
       サヴァリッシュ、何ならこれで指環全曲やってほしかったくらい。

Wolfgang Sawallisch zum 100. Geburtstag:
ein ganz besonderer 1. Akt "Walküre" (Philadelphia 1994)

Siegmund: Heikki Siukola ハイッキ・シウコラ
Hunding: René Pape ルネ・パペ
Sieglinde: Deborah Voigt デボラ・ヴォイト

     前説 ab 0:00
嵐の開幕 ab 4:15
第1場 ab 7:40
第2場 ab 15:10
第3場 ab 31:42
     中説 ab 36:40
Schläfst du, Gast ?  ab 37:32
Finale ab "Winterstürme" ab 39:00
Schluss-Stretta "Siegmund heiß' ich" ab 49:45


サヴァリッシュの前説,中説(英語です)付き。
しっかし、このピアノ、
冒頭から 素晴らしすぎる!!!


230922_榎元 圭 (1st solo ) ピアノリサイタル2023/09/22

2023年9月20日(水) 19:00開演(18:30開場) 会場:九州キリスト教会館4F礼拝堂

榎元 圭 (1st solo ) ピアノリサイタル 

■ バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
■ ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2「月光」

-------------- 休憩 --------------

■ シューベルト=リスト:菩提樹
■ リスト:巡礼の年第2年「イタリア」より『ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲』

アンコール1曲


マスク無しであふれる人ごみの中を移動するのは本当にイヤなんだけど、
聴きたいものがあれば、しょうがない。
嫌でも賑やかな繁華街をスリ抜けて、舞鶴方面へ。

開場時間前から、賑やかなオバサマたちのさんざめき、
今夜は榎元氏、初めてのソロリサイタル。
早々とチケット完売なのだそうです。
(榎元氏自身も想定外だったそうで)

会場を埋めたのは、やはりオバサマたち、
あちこちで、遅れてきた連れを横に確保した席に呼び込む声。

この会場、冷房運転の音が大きいのは前からですが、
冷房能力がグンと増したようで、寒ーむい寒い!
ちょっと気を許すと凍えそう・・・

前半の2曲、どちらも最終楽章に違和感がありましたが、
(昔の)フランスの映画のワンシーンのような、バッハの第2楽章
玲瓏な湖面を見下ろす、ベートーヴェンの第1楽章、
美しい・・・

休憩を挟んで後半はリスト。

思い出がヒカリモノのように煌めく「菩提樹」、良く出来てますよね。
「ダンテを読んで」、録音されたものは、大抵途中で止めちゃうけど、
ライヴなら聴き通せるんです。(好きか嫌いかは、また別、と)

アンコールには、同じくリスト編曲のモーツァルト:Ave verum corpus。
でも、この曲にはヒカリモノは似合わないように思うけど・・・

今夜のコンサート、途中何度か榎元氏の解説が入るんですが、
これが、まあ、秀逸!
普通、演奏家の方たち、途中でしゃべることを極端に嫌がるものだと思ってましたが、
この榎元氏の、肩の力の抜けたフランクな語り口、
媚びない、深入りしすぎることもない、絶妙バランスのトークが
会場のオバサマたちに共鳴して・・・

なるほど、こりゃあ「チケット完売」、納得だわ。

会場から三々五々帰路に就くオバサマたち、
「よかったわね、よかったわね」という相互確認の合唱、
今夜の会の大成功を再確認させてくれました。

遠くの「アルゲリッチ」よりも、
近く、いつでも聴ける位置に居てくれる秀逸な演奏家、
そういう方が、今、重要だと考えます。

230928_「軽い瞑想状態に一気に入る」 こと2023/09/28

「軽い瞑想状態に一気に入る」 こと

https://twitter.com/levinassien/status/1707187271693385997

 「 坐禅を組んだり、禊の行をしたり、能楽を稽古したりということを昔の武士はよくしたわけですけれど 」