151219_第19回ベニール・カフェ コンサート~バロックオペラの巨匠・ヘンデルの生涯~2015/12/21

2015年12月19日(土)19:00~21:00 (18:00~ カフェ・タイム)
                                                              会場:ベニール・カフェ(中央区・警固)

第19回 ベニール・カフェ コンサート
~バロックオペラの巨匠・ヘンデルの生涯~

ソプラノ:林 麻耶
ピアノ:八尋 三菜子
お話:山本 成宏


■ スカルラッティ:すみれ
■ ヘンデル:オペラ「リナルド」より "私を泣かせてください"
■ ヘンデル:オペラ「セルセ」より ”オンブラ・マイ・フ”
■ バッハ:「コーヒー・カンタータ」より ”コーヒーはなんて美味しいのでしょう”
■ バッハ/グノー:アヴェ・マリア
■ ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より ”リジョイス”

アンコ-ル2曲

街はもう、クリスマス一色の週末土曜日です。
受付横は、お客さんのコートがどっさりと・・・

今夜のベニールは、西日本オペラ協会の華、林麻耶氏のご出演、
穏やかな人柄をうかがわせる柔らかな声、晴れやかな表情、
会場は一気に クリスマスど真ん中

じっくりとしたテンポで歌われる「オンブラ・マイ・フ」、
見事にコントロールされた歌声に、つい、頬がゆるみっぱなし・・・
コーヒー・カンタータでのチャーミングさにも、つい・・・

ピアノ担当の八尋氏は、たしか、2回目の登場ですが、
前回とは全く違った役回り、しかし、あざやかなに「聴かせて」くれます。
これは素晴らしい!(ここのピアノ、こんな音で鳴らせるんだ!)
さらに、予定外のアンコールには、暗譜で弾きこなすという・・・

ちなみに、そのアンコール、
予定されていたものは、「歓喜の歌」の3カ国版(独・日・英)
拍手が鳴り止まず、急遽追加演奏されたのは、
プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」から " O mio babbino caro " でした。

終演後、退場してゆくお客さんたちの顔が、みんな輝いてるのは、
今夜のコンサートが大成功だった証ですね。

次回は来年3月、
ドビュッシーやラヴェルのピアノ曲が聴けるようです。