お礼とお詫び2018/08/24

突然ですが、お礼とお詫びを申し上げます。

8月初旬、ピアノ演奏のライヴに出かけました。
パスタのお店で、ワインと食事を楽しみながらピアノ演奏を聴くという、
お洒落な企画でした。

確かに、この酷暑、寝不足が続いていて、体調万全ではありませんでした。


「ん、ちょっと眠くなってきたかな?」
と思った次のシーンは、
「俺の顔の周りで何か大騒ぎになってるけど、なに?」
「なに?なんで俺天井向いてるの?さっきまで壁に向かってたのに・・・」
90度起き上がるときの、あの異様な違和感・・・

大勢の方が一斉に心配して声をかけて下さって
なんだか良く回らない頭で状況を探ってみると、、
どうも、私は急に意識をなくして昏倒してしまったらしい。

たまたまいらしていたお医者様が
「頭を打ったみたいだから、あまり動かさないように」
とおっしゃりながら脈をとって下さるし、
同席の看護師の方が、テキパキと体調を気遣ってくださいます。

ふと見ると、目の前で声をかけて下さっているのは今夜のピアニスト、
ということは、わたしが、ライヴを中断してしまったワケなのか!
そう思った瞬間血の気がスーッと引いて、同時にどっと吐き気が襲います。
そこに聞こえてきたのは救急車のサイレン、
もうこれは覚悟を決めて救急病院へ運ばれるしかない。

顎の周りに保護バンドを巻かれ、ストレッチャーに寝かせられ、
周りの皆さんにお礼を言う間もなく救急車の中へ、
中で簡単な問診と、身元確認。
他の病院の受診証が役に立ちました。

すぐ斜め向かいの救急病院へ運ばれると、
救急隊員の方の状況報告に続いて、
心電図と頭部CTスキャン、
眠そうな当直医の先生の見立てでは特に不具合はないので、
帰宅してよし、とのこと。
急に症状が出ることもあるので、しばらくは静養するようにという
A4ペーパーを受け取り、しばらくロビーでぐったりした後、
止めていただいたタクシーで帰宅しました。

幸い、その後おかしな症状がでることはなく、本日に至っております。

しかし、その後の静養中どうしても考えてしまうのは、
ライブ中断で大変なご迷惑をおかけした演奏者の方々、スタッフの方々、
店の前に堂々と救急車を止められてしまったパスタ店の皆さん、
そして、ライヴの楽しみをぶち壊されてしまったお客様たち、

こんなところから、届くはずもないとは存じますが、
こころより、深く、深く、お詫びを申し上げます。

また当日ご介護下さった同席のお医者様、看護師様、
親切に対応してくださった救急隊員の方々、
そして、病状をご心配下さった皆々さまに、
厚く、御礼申し上げます。
本当に、本当に、ありがとうございました。

皆様に多大なご迷惑おかけし、まことに申し訳ありませんでした。


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